3年生から急きょ中学受験モードに突入した我が家は、少々出遅れ気味で、入塾説明会というものに出席していなかった。
新3年生の入塾は2月からとなり、3月末で動き始めた頃には、入室のための保護者会などは既に終わっているのだ。

SAPIXは毎月入室テストを行っているようで、入室テスト前に説明会を開いている。
せっかくなので入室説明会に出席してみた。
実際の現場講師が2名で現状の中学受験の実態を説明してくれたのだが、高学年の授業内容は相当に濃いものであるようだ。
また中学受験は親がどれだけ、家庭学習に関われるかによって大きく変わってくるということも理解できた。
勉強慣れしていない子供に、いきなり3時間机に向かえと言っても無理な話である。

現代の塾の主流は予習禁止、復習主義である。

塾で初めての物事に触れさせ、考える力を養い、自宅学習で定着させる。
現代の中学入試問題はパターン化されておらず、我々の時代の入試の様に「知ってるか、知らないか」を問うものではなくなっている。
その場で考え、柔軟な思考力で、回答を導き出す。
つまり予習禁止はここから来ている。

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和田秀樹が教える 中学受験 親のバイブル

SAPIXの前身はTAPだった

私の世代ならタップと聞いて「あ~!タップねぇ」と思われるのではないか。
現在は代ゼミの傘下で運営されているらしく、模試などの採点の速さは代ゼミのシステムを使っているからとのことだった。

説明会は1~3年生、4~6年生の保護者を対象に行われていた。
配布された冊子が異なったが同時の説明会となっていたようだ。

説明会の話題の中心はやはり4年生の保護者を対象としていた。
3年生は少数派ではあったが、感じたのは父親が参加されてる家庭が多かったこと。
平日であったし、父親の参加は私くらいか?と思っていたのだが、半数は父親と言った感じだった。

サピックスではどの校舎も4年生の夏ごろには定員に達し、入室が困難になるとのことだった。
やはり少し早めの中学受験準備が当たり前になっている時代なのかもしれない。

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