前回に引き続きサピックスオープンを初めて受験した感想です。
算数は見事に玉砕となりましたが、国語はいかに!
得点源の漢字は出題されず
入室テストや確認テストでは、まず一枚目が漢字、語句の問題なのですが、サピックスオープンは違いました。
毎回テストは漢字頼みなので、面食らったのでは?と思います。
それもでここ最近、デイリー、サマーサピックスの復習で、それなりに解答の手順を覚えてきたので、頑張れたのではないでしょうか。
国語テストの内容
大問1から長文(物語)です。
出題分は「みさき食堂へようこそ」(作・香坂尚)でした。
レギュラー授業でもかなり長めの文章を読み、設問を解いているので、ある程度の長文は読めるとは思います。
ですが、開口一番「国語がスゲー長かった!」でした。
ざっと問題用紙4枚程度、文字数にして1行およそ40文字として150行で6,000文字です。
問題文を読むだけでも一苦労ですね。
問1は文脈にあった、書き抜き問題です。
この辺は確実に得点にしてほしい所です。
問2は登場人物の心情を選択する問題です。
ここも回答率は高そうです。
問3は語句の抜き出し問題です。
この正答率は高そうです。
問4は慣用句の問題です。
寝耳に水、腰を抜かす、鳩が豆鉄砲を食ったよう
これは知っててほしいです。
衝撃(-_-;)だったのですが、うちの子は分からない慣用句が多すぎです。
対策しないといけないです。
問5は擬音語、擬態語の問題です。
この辺も確実に得点してほしい所です。
ここまでが基礎の基礎といった感じでしょうか?
解答解説にも問5までは解答のみで解説はありません(-_-;)
問6は登場人物の気持ちを書く問題です。
なぜですか?問題なので、「~ので、~から。」で結ぶ問題ですね。
書き問題は配点が10点以上です。
問7、問8、問9は登場人物の心情を選ぶ、選択問題です。
問10は登場人物の行動の理由を書く問題です。
「文章全体を読んで答えましょう。」と書いてあるので、この辺が大問ですね。
配点も10点です。
問11、問12は登場人物の心情を選択問題です。
問13はこの問題で最大の大問です。
登場人物の心情の変化を理由と共に述べる問題です。
解答の方法は「~だった。しかし、~になった。」みたいな感じですね。
これは配点が16点でした。
問14は登場人物の行動の理由を選択する問題です。
大問2では慣用句、ことわざなどの共通して使われている漢字を答える問題です。
例えば、
〇が高い
〇にかける
〇につく
〇で笑う
〇であしらう
〇に入る体の一部を表す漢字1字を答えましょう。
といった感じです。
計5問の出題で各3点の配点でした。
大問3ではしりとり漢字が出題されました。
例えば、
見➡学➡〇➡見
実際は「見」を頂点とした△の形で出題されています。
これも計5問の出題で各3点の配点でした。
サピックスオープン国語の総評
コツコツと長文読解の練習をしてきましたが、さすがにサピックスオープンです。一筋縄ではいきませんでした。
しかしながら、問題量と時間を考え、できそうな問題から解き、時間切れまで頑張ってきた跡は見受けられました。
得点は150点満点中、75点ほどしか取れていませんでしたが、現時点では上出来かと思います。
慣用句、ことわざの知識のなさに、愕然としましたが・・・( ゚Д゚)