サピックス先輩のご家庭のお話をお聞きする機会がありました。
お兄ちゃんが既に中学受験を終わらせ、弟さんが4年生でサピックスに通い始めたご家庭です。
お兄ちゃんは3年生からサピックスへ
入塾してからとても成績が伸びたらしいです。
とても熱心に勉強されたらしく、4年生にはαクラス、5年生の夏まではαクラスを維持されたらしいです。
その後は、周りの生徒さんもグングン成績が伸び、αクラスを維持するのが難しくなったのです。
αクラスを維持する難しさと、維持できなくなった時の、モチベーションの維持の難しさを話して頂きました。
高学年6年生と言っても、まだまだ子供です。
一度、嫌になると、投げ出してしまうのも分かる気がします。
これってよく言う、中学受験の息切れというものですね。
入塾した当初はグングン成績が伸びたので、家庭学習もかなり力を入れて行っていたと仰ってました。
3年生からサピックスを始めた事の功罪
もちろん個々人よることが多いとは思いますが。
その教訓を生かして弟さんは4年生からサピックスでスタートダッシュするのだそうです。
このお話、巷ではよく聞く話です。
ですが身近な実体験されたご家庭の方から直接聞くと、また違った現実味を帯びて、少々不安になってしまいました。
自分の子供が中学受験で息切れしてしまうかもしれない、それは後になってからしか分からないことですからね。
実は公文の先生からも
「3年生から受験の準備をするのは、少し早いかもしれないですよ。4年間の受験勉強は子供の体力が持たない場合もあります。」
と、お話を頂いたことも頭をよぎりました。
お母さまからのアドバイス
最後に、お話を伺ったお母さまからのアドバイスを頂きました。
「3年生から受験の準備をしてサピックスに行くことは悪いことではない。
むしろ早め早めの準備は、後に良かったと思うことの方が多いはずだと。
ただ塾に行き始めると、成績がグングン伸びることが多く、親が子供を煽ってしまいがち。
3年生のうちは、あくまでも子供のペースで、じっくりと塾に慣れさせ、自分で勉強する環境つくりを親は心がけると良いのでは?」
言葉が心に刺さりました。
子供のやる気を出させるもの親次第かもしれませんが、子供のやる気を煽り過ぎて疲れさせてしまうこともあるのだ。
上手くコントロールしてあげて、長丁場の中学受験を乗り越えられたら・・・。
子供の気持ちよりも、親の気持ちが先に行きすぎないように。
とてもいい話を聞くことができました。
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